横川医院だより

クーラーをつけていても危険!暑い時期の過ごし方

毎日暑い日が続きます。お部屋の中はクーラーをきかせていて快適な状態でお過ごしだと思います。ただ、快適だからといって暑くない時期と同じような生活をしていると、危険なことがいくつかあります。

ひとつは熱中症。家の中にいても、クーラーをつけていても熱中症は起こります。
室内で熱中症になる理由にはつぎのものがあげられます

クーラーが効いていても熱中症になる理由

冷えすぎによる「クーラー病」
冷房による冷えが続くと、体温調節機能が乱れ、熱中症のリスクが高まることがあります。

体温調節機能の乱れ
長時間冷房の効いた部屋にいると、自律神経が乱れ、体温調節がうまくできなくなることがあります。

熱がこもる環境
窓際や電子機器の多い場所では、エアコンが効いていても局所的に温度が高くなることがあります。

水分不足
室内でも汗をかいていなくても、体内の水分は失われます。水分補給が不十分だと脱水症状を起こしやすくなります。

クーラーがあるからといって油断せず、室内でも熱中症対策は必須です。

もうひとつ、食中毒にも気を付けなければいけません。クーラーをつけているから室内においても大丈夫、というわけではないのです。

クーラーがあっても油断できない理由

「常温保存」の定義は10〜30℃
夏の室内は、クーラーが効いていても30℃近くになることがあり、これは「常温保存」の限界を超えることもあります。

室温が20〜30℃程度でも菌は繁殖する
多くの食中毒菌(ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌など)は、20〜50℃の環境で活発に増殖します。
クーラーで涼しく感じても、菌にとっては快適な温度帯です。

とろみのある料理は特に危険
カレーやシチューなどは冷めにくく、鍋の底など酸素が少ない場所でウェルシュ菌が繁殖しやすくなります。
再加熱しても完全に死滅しない菌も存在します。

お盆も終わり、残暑の時期ではありますが、まだまだ暑さは続きます。
体調がおかしいな?と思ったら、すぐにかかりつけの医院にお問い合わせください。