横川医院だより

熱中症に気を付けて!

今年もそろそろ梅雨入りの時期です。九州はすでに始まっているようですが、それでも例年より遅い傾向があるとの報道もあります。

梅雨の時期は雨が多くて過ごしにくいですが、気温はグッとあがります。そうなると注意しなければならないのは

熱中症」です。熱中症を防ぐためには、それぞれ自分がいる場所に応じた対策を取ることが重要です。
たとえば室内では扇風機やエアコンで温度を調節したり、遮光カーテンやすだれなどで室温をこまめに確認することが
大切です。屋外では、まずは日中の外出をできるだけ控えることが望ましいですが、そうはいかない場合は、日傘や帽子の着用、日陰の利用、こまめな休憩をとってください。体に熱がこもってしまわないように通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用したり、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やしたりして調整をしましょう。

特に注意していただきたいのは、小さいお子さん、高齢者、障がいのある方などです。
子供は体温の調節能力が十分に発達していないので、気を配る必要がありますし、高齢の方は水分不足に対する 感覚機能が低下しているので、意識して水分補給が必要です。また、障がいのある方は自ら症状を訴えられない場合があるため、特に配慮が求められます。

厚生労働省では、熱中症に関する注意喚起のリーフレットを配布しています。
PowerPoint プレゼンテーション (mhlw.go.jp)

上記は日本語ですが、ほかにも英語や中国語、タガログ語、ポルトガル語など、14か国の言葉で作られたものがありますので、ぜひご参考にしてください。

今年も猛暑となりそうです。自分の体調をよく確認して、楽しく夏を乗り切りましょう!
そしておかしいな?と感じたらすぐにかかりつけの病院を受診しましょう。


「まだ大丈夫」と自己判断することは大変危険です。

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