横川医院だより

「元気だから大丈夫」の今こそ、健診を

― 大田区の無料健診をご活用ください ―

「特に具合の悪いところはないから、病院には行かなくても大丈夫」。そう思っている方は多いのではないでしょうか。

もちろん、元気に毎日を過ごせていることは何よりです。ただ、高血圧や糖尿病、肝臓の病気などの中には、初期にはほとんど自覚症状がないものもあります。だからこそ、症状が出てから受診するだけではなく、「元気なときに体の状態を確認しておく」ことも大切です。大田区では、対象となる方が無料で受けられる健診や検診があります。横川医院でも、次のような健診を受けていただくことができます。

まず、40~74歳で大田区国民健康保険に加入している方を対象とした「特定健康診査」です。身長や体重、腹囲、血圧、尿検査、血液検査などを行い、生活習慣病の兆候がないかを確認します。毎年受けることで、以前の自分との変化にも気づきやすくなります。

「B型・C型肝炎ウイルス検診」は、40歳以上で、これまで大田区の肝炎ウイルス検診を受けたことがない方が対象です。肝炎ウイルスに感染していても、自覚症状がないまま長い期間が経過することがあります。血液検査で調べることができますので、一度も検査を受けたことがない方は、この機会に確認してみてください。

また、大田区では一定の年齢の方を対象に「認知機能検診」も行っています。「最近、人の名前が出てこない」「探し物が増えた」など、年齢とともに誰にでも起こる変化と、早めに相談した方がよい変化は、なかなか自分では判断しにくいものです。認知機能検診は、病気を決めつけるための検査ではなく、今の状態を確認し、必要に応じて今後の健康管理につなげるためのものです。

そして、赤ちゃんには「乳児健康診査」があります。生後6~7か月ごろ、9~10か月ごろのお子さんを対象に、発育や発達、栄養状態、体の様子などを確認します。赤ちゃんの成長には一人ひとり違いがあります。「これくらいで大丈夫かな?」というちょっとした心配も、健診の際にぜひご相談ください。

健診は、病気を探すだけのものではありません。「今の自分の状態を知ること」、そして「これからも元気に過ごすためのきっかけをつくること」が大きな目的です。対象になるのか分からない、受診票が届いたけれど内容がよく分からない、といった場合もお気軽に横川医院へお尋ねください。

年に一度、ご自身やご家族の健康について考える機会として、大田区の健診を上手に活用していきましょう。