横川医院だより

インフルエンザの流行期に入りました

厚生労働省は8日、インフルエンザが流行入りしたと発表しました。
年間を通じて流行が続いた2023年を除けば、過去10年で最も早い流行入りとなります。

インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染です。感染者の咳・くしゃみによりウイルスを含んだ飛沫が飛び出し、それを吸ってしまった別の人が感染してしまう事ですが、感染者が咳をすると、約10万個ものウイルスが外に飛び出します。そのウイルスが身体に入ってしまうと、ウイルスの数は一気に増殖してしまい、わずか1日で100万個まで増えると言われているそうです。

もう一つの感染経路が接触です。感染者の手を介してウィルスが広まり、別の人に感染してしまいます。
手だけではなく、布や金属の上でもウィルスはしばらく生きていますので、ドアノブや電車のつり革、家族が使ったタオルなどでも感染の可能性があります。これを防ぐためには、こまめな手洗いとアルコール消毒が有効です。


新型コロナウィルスの対策のため、手洗いやマスクが習慣となっているかたも多くいらっしゃいますが、これからの時期は一層意識した使用をしてください。

何より、感染を防ぐためには免疫力を上げる必要があります。
日々忙しい生活の中でゆっくり休むことは難しいかもしれませんが、日光浴をしたり、睡眠時間を確保したり、
食生活を見直したりするなど、健康的な生活を送ることを心がけましょう。
また、インフルエンザだけではなく、マイコプラズマ肺炎やノロウィルスなど、様々な感染症が流行しています。おかしいな?と思ったら、自己判断をしないでかかりつけの病院を受診してください。

最後に大切なことはワクチンの接種です。横川医院では、10月よりインフルエンザワクチンの接種を受け付けております。
詳しくはこちらのお知らせをご覧ください。